思い出の編成は?ポールスター人気投票②

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ポールスター人気投票、いよいよ5位〜1位を発表します!

 

 

5位 9000形第2編成(9002f) 8票

 

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6位の9001fに続き、2015年2月に営業運転を開始した9002fです。この編成の登場で、9000形同士の並びが見られるようになりました。貫通扉の開閉ボタンが緑色に光るようになったのが、第1編成からの進化です。ヘッドマークも付けてもらえず、語られることの少ない地味な編成です。

 

4位 8000形第3編成(8003f) 9票

 

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8000形第3編成です。注目すべきは、この編成は8000形の更新工事を初めて受けた車両だということです。前面灯の白色化やモーター制御機器の更新、車内照明のLED化が行われたのはこの編成が最初でした。これにより西日本最初の車両に搭載された照明が100%LED化された編成になりました。(参照)

なかもず寄りの先頭車c#8903だけ、LEDを敷き詰めたような前面灯を採用していたのが特徴でしたが、2015年7月頃、他の編成と同様のものに変えられてしまいました。(LED敷き詰め型の前面灯の試験が終わったからだそうです。)

 

3位 8000形第7編成(8007f) 10票

 

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8000形最後の編成、8007fです。9000形が来る前は、広告のイラストによく登場していました。更新工事を受けた車両としては8003fに続く2編成目です。

 

3位 8000形第5編成(8005f) 10票

 

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電球の前面灯、GTOインバーターという、デビュー当時とほとんど同じ懐かしい姿で人気を博している編成です。更新工事を受けていない編成は8002f、8001fの引退で今では唯一となってしまいました。GTOインバーターの唸る音に温かみのある電球の前面灯は最高です。(meronkingの感想) 去年の6月に定期検査から復帰したものの更新工事を受けずに戻ってきたので、そう遠くないうちに9004fに置き換えられる形で引退するのではないかと噂されています。早めに撮影、乗車しておきましょう。

 

2位 9000形第3編成(9003f) 12票

 

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2016年2月にデビューし、9000形の新たな塗装の第1号となった9003fです。銀色をベースにした地下鉄らしいそれまでの塗装から一変し、8000形ポールスターのベージュに親会社である阪急電鉄の茶色を前面に押し出した衝撃的な塗装で、「チョコエクレア」「歌舞伎面」「ティラミス」と呼ばれています。塗装が不要なアルミやステンレス製の車両が増え、銀色に帯だけという塗装がほとんどになった中、ほぼ全面に塗装を施したデザインで人気を集めています。

ちなみにこのデザイン、帯はラッピングで、側面の茶色いところには竹模様が描かれています。

 

2位 8000形第6編成(8006f) 12票

 

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(写真は3枚とも北急8006fさん提供)

8000形第6編成です。この編成の最大の特徴はドアの上に電光案内板があることで、この電光案内板だけで一目で見分けることができます。この電光案内板、実はもともと全編成に取り付けられる予定で、下穴を開ける準備工事も全編成になされているのですが(今でも穴がステッカーでかくしてあります)、予算切れのためこの編成にだけ取り付けられたそうです。駅ナンバリングに非対応だったり、広告が桃山台以外ほとんど流れなかったりと、「設置しただけ」にされている感じがします。電光案内板だけで人気を博している編成ですw

もう一つの特徴はドアチャイムが自動化されていて、御堂筋線内でもチャイムが鳴るということです。8000形の他の編成はドアの開閉とともボタンを押してチャイムを鳴らしているため、御堂筋線の車掌さんはほとんどの人がチャイムを鳴らさないのですが、この編成だけ開閉と連動してチャイムが鳴る仕組みになっており、地下鉄線内であのメロディーを聞くことができます。ちなみに9000形は全編成ドアチャイムが自動化されています。

 

とか言ってますが、8006f好きのこの方、「幼稚園の頃に乗ったから」だそうですw

1位 8000形第1編成(8001f) 29票

 

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圧倒的票差をつけて見事1位に輝いたのはポールスター第1号、8001fです!1987年7月1日に、2000形の後続としてデビューしました。ステンレス製なのに全面に施された塗装、運転席窓下の帯が側面で折れ曲がるデザインは泉北高速鉄道5000系など、他の車両に大きな影響を与えました。また、丸い屋根を採用せず(とはいえわずかながら丸みを帯びてはいるのですが)車両限界ギリギリまで車体を大きくし、薄型の冷房機を搭載することで広々とした車内空間を実現しています。御堂筋線の他の車両とは一線を画す外観に、阪急電車と同じ木目調の内装、さらにバネが入った座席を採用し、「乗れたらラッキーになる」と言われるようになった8000形の第1号となった編成です。

残念ながら、2016年3月8日、9003fに置き換えられる形で引退しました。最後の回送にはファンが50人も集まり、別れを惜しみました。現在は千里中央寄りの先頭車c#8001が桃山台車庫で保存されています。なかもず寄りの先頭車c#8901はカットモデルにされ、イベントの時はシュミレーターとして使われています。

 

 関連リンク:

osaka-subway.com

 

私の知識不足から特徴が書けなくて誤魔化した編成もありましたが、次にポールスターに乗るときに、その編成の特徴を思い出して楽しんでもらえれば嬉しいです。Twitterで投票してくださった方、ありがとうございました!

 

投票について:

合計投票数と、それぞれの選択肢の得票率から各選択肢の票数を概算。少数になるため誤差はあります。Twitterの仕様上、一度に4つまでしか選択肢が用意できないので、「8001f〜8004f」「8005f〜8008f」「9001f〜9004f」の3ツイートに分けて投票を行いました。(8008fはミスです。2002fにすれば良かった・・・)なお、複数のツイートに投票することができるため、一人最大3票まで投票ができました。